2014/05/13 17:41
今回は、実際に情報漏洩が起こりやすいケースの紹介です。
■Case 漏洩の有無・範囲が分からない。
共用で使用しているパソコンに重要ファイルを保存し、1週間放置してしまった。
後から気づいて削除したが、その間、重要ファイルが持ち出されたかどうか分からなくて心配だ・・・。
パソコンには、操作ログが確認出来るソフトを導入して下さい。
操作ログでは、ファイル移動、コピー、削除、ファイル名の変更などが確認出来ると良いでしょう。
このログをもとに、重要ファイルが持ち出されていないか、コピーして別の名前に置き換わっていないか、確認する事が出来ます。
もし、ファイルが持ち出されていたら、持ち出した日時、どこにファイルが移動されたのかを確認し、持ち出した人物やファイルの保管場所の特定を行って下さい。
ログの取得は、事故の原因究明や情報持ち出しの抑止力、
事後の対策への重要な手がかりとなります。
情報漏洩に至ったその時、どのような操作が行われていたのか、何が起こっていたのかなど、被害状況や影響範囲の調査が行えるとても貴重な資料です。